正月の能登、先日の愛媛高知、さらには台湾と大きな地震が続いています。来るべき南海トラフに備え、我が家でも備蓄を行っています。
皆様も災害に備え、できるだけ減災できるよう留意して下さい。読むだけで豊かな感性が磨かれる。そんな俳句を掲載しました。
今回ご応募いただいた句は、6月末まで掲載いたします。 (次回締切は 6月25日、次回掲載期間は7月と8月です)
習志野 大慈弥 爽子
■ でんと腰据ゑ芝の間の草をひく
■ 建てつけの悪さを憂ひゐるついり
■ きらきらと目と歯が笑ひゐる日焼
■ 伝へ聞く流人の心花蘇鉄
■ おしゃべりに頷くだけでゐて涼し
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八王子 石井 蓉子
■ 踏まれても雨にも濡れてもいぬふぐり
■ 山頂に雲泳がせて山笑ふ
■ 上向いて生きているよと花に言ふ
■ かりそめの相合傘や花の雨
■ 母の日やゆっくりと聞くありがとう
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新宿区 壺守 けいこ
■ 五十年変はらぬ正門桜咲く
■ 万緑や一日二便路線バス
■ 若き日の宿訪ぬれば水芭蕉
■ 虚子散歩道や蓼科五月晴
■ 五月空映し姨捨棚田かな
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町田 小森 まさひこ
■ 母の日や異国から来るカーネーション
■ 牧薄暑牛は四つの胃を持ちし
■ 離島へと向かう客船鯉のぼり
■ 走り馬逞しき四肢でそりを引く
■ 紅の花最上の風を受けて揺れ
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