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![]() 川島町シルバー人材センター川島町シルバー人材センター設立 ★川島町高齢者事業団の取材★ 川島町高齢者事業団・お蔵米の手伝いから 川島町高齢者事業団は、平成8年4月1日設立され、今年で丸7年が経過した。比企郡の8町村の中では、最終グループであった。町の福祉課を中心に設立準備が行われ、設立時は会員数144人でスタートし、その年は契約金額2600万円の実績を上げた。 幸い当初から個人家庭からの受注が多かった。この地方は「お蔵米」を産する農村地帯で、農家からの除草や農作業手伝いの依頼があったからである。農家の会員もいるため、もちろんこれらに対応することができた。最近はどこの地方でも言えることだが、農家も高齢化し、人手が不足していることを反映している。その他、一般家庭からの庭の草取りや植木の剪定も順調に受注が伸びている。 公共からの受注としては、「平成の森公園」の管理、除草も受注がある。この公園は8万5000平方メートルあり、町民の健康を考えて除草剤が使用されないため、草取りに多くの手作業が必要とされるのだ。また、国の重要文化財に指定されている廣徳寺の掃除や参道の清掃も受注している。設立時に114人で出発した同事業団は、平成14年度には194人に増加し、1億1千300万円の実績を上げるまでに成長した。 利用者の立場に立って対応 川島町福祉課の山口課長補佐は「川島町の高齢者事業団は経営状態がよく、これは利用者の立場に立って対応しているためでしょう」と評価している。事業団の清水事務局長さんは「会員は、みな一生懸命仕事をしています。お金のためというよりも、自分の健康維持、生きがいが主になっているように思います」と語る。 4月、5月は農家出身の会員は自分の家の農作業で忙しくなってしまい、受注がきても対応できない状態になるそうだ。清水事務局長さんは、あと30〜40人会員を増やし、250人体制でやっていきたいという。ただ、冬場には受注量が減るという問題があるため、独自事業につながるような作業を現在検討し、実験している。例えばチッパーシュレッダーという機械で植木作業の後に残る枝葉のチップ化も始めており、現在会員が堆肥としてテスト中という。 会員の活動は車で
川島町は交通の便があまりよくなく、住民の移動手段は車が主になっており、会員の活動も車がないとできない。したがって、事故には事務局も特に注意を払っている。毎年総会のあとに町の交番から交番長を招いて安全講習会が開かれており、また、町が窓口となっている安全運転講習会にも多くの会員が参加している。さらに、月2回の班長会議でも、作業に関する打ち合わせの他に安全面の徹底も図っている。そして今はこの会議で、シルバーの理念である自主・自立の概念も徐々に取り上げられている。事務局長は地元出身
清水事務局長は地元出身で、法人化に向けた体制の確立を託されて平成13年に着任した。事務局職員の鈴木さんは、「問題に対する対応がすばやい。苦情があっても自分ですぐ処理に行く。地元の人についてもよく知っている。」と清水局長を評する。清水局長は「問題が起こったら電話で処理をするのではなく、すぐに現場に行くのが一番ですね。」と笑う。清水局長自身は会員を人生の先輩と捉えて、自分も学ぶつもりで一緒にやっている。今回、念願がかなっていよいよ法人化が決まったが、自立ばかり考えてコスト意識が高くなりすぎても、川島町の会員とは合わないかもしれないという。法人化されても常に受注者の立場に立って作業を引き受けていきたいという。◎8月26日に川島町コミュニティーセンターにおいて、川島町シルバー人材センターの設立総会が行われ、10月1日に設立の運びとなる。清水局長にこれまでの事業団を振り返ってもらうと、「あまり問題も起こらず、順調に進んで来ることができました。」と笑顔である。清水局長は地元出身のため、着任時に会員の半数を知っており、また会員側も8割ぐらいの人が清水局長を知っていたという。これらのメリットも有効に働き、事務局と会員は現在スムーズに機能している。順調な法人化が達せられた例であろう。 |
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