財団法人 いきいき埼玉 埼玉県シルバー人材センター連合


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働くシルバー

(社)新座市シルバー人材センター

★若い人々に自然のなかを歩く喜びを知ってほしい★
〜遠藤良徳さん〜

新座市シルバー人材センターは市の勤労青少年ホームの管理を任されています。
その事業のひとつ、「ハイキング講座」を担当して、若い方々に自然の野山を歩く魅力を知ってほしいと活躍されているのが遠藤良徳さん(65歳)です。






新座市シルバー人材センターは平成16年4月に新座市勤労青少年ホームの指定管理者となり、施設の管理のほか、講座の企画・運営など幅広い事業を実施しています。

その自主講座の一つとして「ハイキング講座」があります。この講座の企画・運営から実際の指導まで担当しているのが新座市シルバー人材センター会員の遠藤良徳さんです。

遠藤さんは、登山に対する情熱と実績があり、その温厚な人柄と豊富な経験に裏打ちされた指導力が期待され、3 5 歳以下の若い方々を対象とした当講座の指導者として選ばれました。

この講座では毎月一回、手近な山登り、里山歩き、寺社めぐりなどを行なっています。遠藤さんはできるだけ現場での指導を心がけています。山道の歩き方、地図の見方、天候の予測の仕方など、現場の様々な状況のもとで学ぶほうが身につくと考えるからです。

講座で山に行くたびに、地図や資料を作り、また帰った後も写真や資料の整理、配布などと、間断ない作業が続きます。

遠藤さんの故郷は岐阜の山深いところで、中学校卒業まで往復10キロの山道を毎日徒歩で学校に通っていました。それが足腰を鍛えたようです。学業を終えると岐阜市で電機関係の営業の仕事に就きました。その後東京に転勤しますが、都会の喧噪にストレスを感じ、静かな故郷の山々を思い出して、会社の仲間を誘って登山を始めました。

そのうち、奥様にも登山の喜びを味わってもらいたいと考え、尾瀬に行ったのが二人の初めての山歩きでした。次は、今度はと回を重ねるうち、奥様も登山の楽しさと奥深さに魅せられていきました遠藤さんはN H K 学園でも「里山を歩く」という講座で指導をしていますが、今では奥様が助手役で同行もしています。

以前西穂高に行ったとき、山登りをしている80歳のご夫婦と知り合い、その年齢になっても山を歩けること、登山こそ生涯続けられるスポーツであることを教えられました。遠藤さん夫婦は日本百名山はもちろん、三百名山を目指して、今や二九七峰を制覇、目標到達直前です。

また、山歩きを続けていると出会いも多く、日本各地の人々と親しくなります。旅先の情報を交換したりと、こうした交流も大きな喜びにつながっているそうです。

ハイキング講座には20名の受講登録があり、その大半は女性です。会社勤めの人の日程調整は難しく、実際の参加者が3 名ほどになってしまうこともあるそうです。

親しみやすい人柄の遠藤さんは、その人たちから仕事の悩みや人づき合いの相談まで持ちかけられます。お嬢さんはいませんが、「自分の娘から話しかけられるように思ってしまいます。」とのこと。

「手軽に何でも手に入ってしまう現代、若い人にこそ自然のなかを歩く喜びを知って欲しいのです」と、遠くの山を見るような目つきで話してくださいました。




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