財団法人 いきいき埼玉 埼玉県シルバー人材センター連合


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働くシルバー

(社)熊谷市シルバー人材センター

★いま、悠々と輝いて夢を実現し、シニア英会話教室を開く★
〜加瀬忠さん〜

熊谷市シルバー人材センターは事業のひとつとして、「シニア・英会話教室」を開いています。その指導に当たっているのが加瀬忠さん。市内に住む60歳以上の方を対象に次のように呼びかけています。






「国際化の時代に、臆することなく外国人と英語で話をし、海外旅行にも積極的に出かけたいと思っているシニアの皆さん、加瀬忠と一緒に英会話の勉強をしましょう。全くの初歩から指導します・・・」

このようなシニア対象の英会話教室を開くのは加瀬さんの永年の夢でした。公立中学校校長を経て憧れの国スペイン、マドリッドの日本人学校校長として派遣されたのが平成6年。3年後に帰国して日本の中学校の校長に戻りましたが、平成11年にマドリッドの日本人会から補習授業校の校長への就任を要請されます。迷った末に奥様を説得し、57歳のとき、定年を待たずに再度スペインに渡ったそうです。それほどスペインは加瀬さんの憧れの国であり続けたのです。2年後には国立フェリペU世大学の翻訳学部教授に就任し、3年の勤務を終えて帰国しました。

帰国後、これまでの経歴を活かしたいと思い、熊谷市シルバー人材センターに入会しました。

そこで、かねてからの夢であった英会話教室を、センターの協力を得て開くことになりました。地域のシニアに受け入れられるのか心配でしたが、センターの会報でPRし、最初に7人が集まり、平成18年1月にスタートを切ることができました。場所はセンター隣の勤労青少年ホームの音楽室。現在は60歳から72歳までの男性2人女性6人の生徒で、毎週水曜の午後、1時間半の授業を行っています。

教室の目標は、一人で海外旅行に出かけ、飛行機に乗り、ホテルでチェックインし、街を自由に歩くことができるようになることだそうです。

加瀬さんの手作りのテキストでスタートから1年以上たった生徒の教材は5センチほどに厚くなっています。テキストを配るタイミングを考えるなど授業方法を模索し、教材作りに時間を割くのも加瀬さんの楽しみになっています。

一人一人に英語で質問し、英語で答えさせ、何度も繰り返してゆっくり説明し、生徒の答えからも会話をふくらませます。先生がウクレレを弾き、生徒がピアノを弾いて、外国語の歌を歌うこともあります。教室は真剣な質問、待ってましたというような感じの返事戸惑い、笑いなどで満たされ、たちまち時間が過ぎていきます。

加瀬さんには『マドリッド通信』など数冊の著書があり、講演や執筆活動のほか「マドリッド通信」と題したホームページも開設しています。若い頃からの夢を次々に実現し、今は肩の力を抜いて悠々と働いている姿は大きく、まぶしく輝いていました。




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