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◆葬儀まめ知識(1) お布施って何?

よくよく聞く話に、「お布施って何であんなに高いの?」という問いかけがあります。答えるには現在の日本の仏教寺院のシステムまで踏み込む必要があります。これから話す仏教シリーズのはじめの一つとして、お布施の話をしようと思います。
でも、かなりのざっくばらんですので‥

 

その1

お布施がもし○○料だとしたら、般若心経はいくら、正信偈はいくら、受戒はいくら、引導はいくらという話になってしまいます。お金のある人にはお経をあげることはできるけど無い人には、何もしてやらない、そんな事を肯定するお坊さんなんているわけ無いですよね?

だからお布施に相場なんて無いんです。

お布施は難しい事ははしょるとして、「人に持っているものを気持ちよく与える事」をそもそもお布施といいます、だからお金でも食べ物でも笑顔でも言葉でも行いでも全部本来はお布施といいます。このことを否定するお坊さんはいないと思います。
皆さんが生活するうえで、お給料が100万の人もいれば15万の人もいると思います。そんな中でたとえばお布施が40万といわれたときにその比重はぜんぜん違います。だから本来は出せる分だけ、また出そうと思う分だけ出せばいいものです。

 

その2

でもね、その自分出せる分が多いのか少ないのか、不安になって「相場はいくらって?」って皆さん聞きたくなるでしょ。聞きたくなりますよね、お坊さんとは○○回忌までながーい、ながーい付き合いになるでしょう。そこでやっぱりお布施が多い少ないであんまり双方やな思いをしたくないのがお付き合いの基礎知識みたいなとこあるじゃないですか。

だから、聞いちゃうのが一番わかりやすい方法だと思いますよ。
今は大体、お坊さんが教えてくれますしね。

 

その3

それから、皆さんに気を付けてもらいたいのはよく葬儀の本にある相場表、あれぜんぜんあてにならないですからね。院居士とか信士とかで金額が違うのは戒名のところで言いますけれど。宗旨宗派で金額に差があるよりも住職さんの考え方の違いのほうが大きいです。だから相場なんて通用しないんです。

 

その4

それで、相場が無いお寺もその1で書いた理由であるんです。「お気持ちで」って言ってくれる人よさそうなお坊さんはだいたいそうです。そうなると払うほうも困ります、とってもいいお坊さんなので包むものは包んであげたいけれど、幾ら包んでいいやらさっぱり検討もつかない。そういうときは一緒に考えましょう。

 



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